肥満者(BMI≧25kg/㎡)の割合の年次推移(20歳以上)
厚生労働省 令和元年 国民健康栄養調査より
このグラフは厚生労働省が毎年行なっている国民健康栄養調査の結果から引用したもので、BMI25以上の方の割合を表しています。
ここ数年は、新型コロナウィルスの影響により調査が行われていないので、令和元年のデータが最新となります。
肥満化する日本人男性
日本ではBMI25以上が肥満とされていますが、男性のその割合は有位に上昇していて、令和元年には33%。つまり3人に1人が肥満となっています。
調査が実施できなかったコロナ禍では、リモートワークの増加などにより活動量が減少したことで〝コロナ太り〟という言葉が生まれました。
もしかしたら現在はさらに肥満者は増加しているかもしれません。
肥満とテストステロンの関係
肥満はテストステロンを著しく減少させることが分かっています。
さらに、BMI30を超える高度肥満については、テストステロン分泌の前段階のホルモンであるGnRH・LHなどを減少させることからテストステロンをさらに減少させることとなります。
肥満はテストステロンを減少させ、テストステロンの減少は肥満を招く。
ここで負のスパイラルが生まれるわけです。
テストステロンは取り戻せる
肥満男性へのテストステロン補充は医者の中でも賛否が別れているそうです。
なぜなら、減量することでテストステロン値が改善することが見込めるからです。
テストステロンを取り戻せば、肉体面 ・精神面共にプラスの影響を与えます。