テストステロンは日内変動のあるホルモンです。
日内変動とは、文字通り1日の中で量が変動することを指します。
テストステロンのリズムは、睡眠中に補充され、明け方ピークに達し、昼以降は低下、夜間が最も低くくなります。
つまり、テストステロンと睡眠は非常に密接な関係にあり、男性力を高める上で良質な睡眠は必須といえます。

海外にこのような研究があるのでご紹介します。

平均24歳、健康体の若い男性10人を対象にした。
研究室で初めの3晩は最大10時間睡眠、その後8晩は5時間睡眠に制限し、それぞれの最終日に24時間にわたって血液を15〜30分ごとに採取した。
結果は、5時間睡眠ではテストステロンレベルは10%〜15%減少。
また、男性たちはテストステロンレベルが下がるにつれ、気分と活力が低下したと報告した。

https://www.uchicagomedicine.org/forefront/news/sleep-loss-lowers-testosterone-in-healthy-young-men

厚生労働省が昨年に実施した調査によると、日本人の睡眠時間は【6〜7時間】が最も多く、次いで【5〜6時間】【7〜8時間】の順で多かったようです。
この睡眠時間は、世界的に見てもとても短い水準にあります。

男を上げる睡眠術

そんな日本人の睡眠時間の短さが社会の課題として重要視され、睡眠産業は急速に拡大しています。
近年、多くの寝具やサプリメント、アプリ、医療機器などが開発されていますが、今回は今日から誰でもできる確実に睡眠の質をあげる方法をご紹介します。

【STEP1】時間を確保する
「何を当たり前なことを」と思いますよね。
ですが、実際問題これができていない人が多いから日本人の睡眠時間は短いのです。
質を上げたいと考える前にとにかく量を確保しましょう。
起床時間は仕事などでおよそ決まっていると思うので、そこから逆算して7〜8時間前には就寝できるようにしましょう。

【STEP2】睡眠環境をカスタマイズする
量を確保したら、次は環境です。
例えば暑すぎると途中で起きてしまいますし、光が眩しすぎれば深い眠りには入れません。
整えるべき睡眠環境は、主に温度、湿度、寝具、服装、光、音があります。
ただし、これらには人それぞれ好みがあり、なかなか万人共通とはいきません。
時計の針の音が気になって寝れない人もいれば、少しの明かりがなければ寝れない人もいます。
自分がリラックスできる好みの環境にカスタマイズしましょう。

【STEP3】日中の活動量を上げる
睡眠と覚醒は人間の生活において対極に位置しているようで、実は表裏一体の関係にあります。
睡眠と覚醒は周期的に交代し、バランスを保ちながら生活リズム全体を構築しています。
そのため一方が不足すれば、もう一方に悪影響を及ぼすのは必然です。
日中にたくさん活動し、疲れ果てて倒れるように寝た経験はありませんか?
日中に運動などを取り入れ、覚醒レベルを上げましょう。
そうすることで夜にかけて自然に睡眠圧が高まり、深い眠りにつくことができます。

いかがでしたか?
良質な睡眠によってテストステロン増えれば、活力、集中力、決断力、幸福感などが上昇するだけでなく、身体面にもいい影響がたくさんあります。
ネガティブで覇気のない男よりも、ポジティブでバイテリティ感じる男の方がいいですよね?
それでは、おやすみなさい(笑)

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