スクワットは、主に腿の前(大腿四頭筋)、腿の裏(ハムストリングス)、お尻(大臀筋)を鍛えるエクササイズとして誰でも知っている王道のトレーニングです。
一度に非常に多くの部位に刺激を与えることができるため、その効率性からも「キング・オブ・エクササイズ」として知られています。

しかし、脚のトレーニングはキツイと感じる人が多く、パーソナルトレーニングじゃないとつい逃げたくなってしまいますよね(笑)
上半身はガッチリしているのに、下半身がヒョロヒョロの人を指す「チキンレッグ」なんて言葉があるくらいです。
特に男性は女性と違って下半身よりも「胸板を厚くしたい」「腕を太くしたい」など、理想のボディイメージを上半身に持っている人が多く、下半身の強化に対するモチベーションが低いことも要因として考えられます。

ですが、下半身のトレーニングから逃げてしまうのは非常に勿体無いことです。
男性も逞しい太ももや、お尻が引き上がっていた方がもちろんカッコイイですが、それ以上に大きなメリットがたくさんあるのです。
今回は、男性こそ下半身を鍛えるべき理由についてご紹介します。

男こそ下半身を鍛えるべき理由

1、テストステロンの増加
筋肉を動かすと、筋肉内に存在するミドコンドリアが活発になります。
ミトコンドリアとは、糖や脂肪を使ってエネルギーを生産する発電所のようなものです。 
ミトコンドリアが活性化すると、テストステロンを合成する酵素が筋肉内で増えていきます。
この反応が大きい筋肉を使うほどより広範囲で起きることになるので、一度にたくさんの筋肉を刺激できるスクワットが効率的というわけです。

2、EDの予防や改善が期待できる
筋肉の収縮と弛緩は、血液を送り出すポンプの役目を果たします。
当然、大きな筋肉ほどこのポンプ作用は大きくなるので、下半身を鍛えることでスムーズな血流を促すことができます。
血流の悪化は陰茎にも十分な血液を供給できなくなる場合があり、勃起が不十分なものになったり、維持できなくなります。
ある調査によると国内のEDの患者数は推計1,130万人、20〜40代の若年性EDは推計680万人だそうです。
EDは、パートナーとの関係の悪化や男性不妊など深刻な問題に発展しかねません。

3、脳心血管疾患の予防
男性は女性よりも脳梗塞、脳出血、心筋梗塞などの命に関わるような血管系の疾患を発症しやすいです。
毎年発表される日本人の死因ランキングでも常に上位を占めるので、こららを予防できることは非常に大きなメリットとなります。スムーズな血流はこれらの原因となる動脈硬化を予防したり、血栓ができるのを防ぎます。

終わりに

スクワットは他にも基礎代謝の向上、骨密度の増加、日常動作の向上、体幹の安定性向上など様々な恩恵を受けることができます。
HEART BEATでは、テストステロンレベル向上を目指すお客様には必ずスクワットをプログラムに組み込みます。
キツイかもしれませんが、嬉しいことにパーソナルだからこそ頑張れると会員様にはよく言っていただきます。
さぁ、テストステロンで男を極めましょう!

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